目の下のしわを取りたい

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目の下のたるみ、しわを改善するために、使いたい化粧品成分とは?

ハリや弾力を失ってしまった肌は、しぼんだ風船のように元気がなく、老けた印象を与えてしまいます。

人と会った時に最初に注目されてしまうのは、目の周辺ですよね?

特に目の下の皮膚は人間の身体の中で一番薄い、といわれている場所。そして、メイクの大きなポイントにもなります。

皮膚にはコラーゲン組織があってハリと弾力を保っていますが、目の周りは乾燥や加齢によってコラーゲン組織の弾性や保水力が弱まってしまいがち。

目の下のしわは、老けた印象になる原因に

これによって眼球の周りにあってクッションの役割を果たしている、眼窩脂肪(がんかしぼう)や老廃物を皮膚が支えられなくなってしまうのです。

眼窩脂肪が前に突出してしまうことで目の下の皮膚が垂れ下がってしまい、それによってできた影のせいで目の下が黒っぽくなって、より一層目立ってしまうことに。

目の下の印象によって、いつも疲れているように見えたり、「あっ、朝と夕方では、別人のように見えちゃう」と思ってしまうこともありますね?

お化粧で隠したりするのは根本的な解決にはならないけれど、目の下のシワやたるみを改善するのに有効な化粧品に含まれている5つの成分をご紹介します。

肌を引き締め、コラーゲンに働きかける効果があるビタミンC誘導体

ビタミンCには抗酸化作用があり、美肌や美白には欠かすことができない成分。

そのままでは成分自体がもろく、不安定で壊れやすいので、肌のバリア機能によってはじかれてしまい化粧品に配合しても浸透しにくいのが弱点でした。

このビタミンCの弱点を解決したのが、「ビタミンC誘導体」です。ビタミンC単体ではなく、他の分子をつなげることで誘導体という形になっているのが特徴。

ビタミンC誘導体は肌につけた段階で(肌に触れることによって)分子が離れて、単体のビタミンCとして働き効果を発揮します。

残念ですが、このタイミングで肌に存在する活性酸素によって、一部は酸化してしまうことに。

現在、ビタミンC誘導体には化粧水などに配合されることが多い水溶性のビタミンC誘導体、クリームやジェルなどに使用される油溶性のビタミンC誘導体、水溶性と油溶性の両方の性質をあわせ持っているビタミンC誘導体、の3種類があります。

水溶性ビタミンC誘導体の特徴

短時間で皮膚に吸収されるのでビタミンC本来の効果が期待できる反面、皮脂の分泌を抑える作用によって乾燥しやすく、刺激を与えてしまうこともあり。

油溶性ビタミンC誘導体の特徴

水溶性ビタミンC誘導体ほどの即効性はないけれど、肌が本来もっている脂質となじみが良く、浸透率が高いので肌の奥深くまで到達するのが特徴。真皮で細胞に働きかけます。

水溶性と油溶性の両方の性質を、あわせもっているビタミンC誘導体の特徴

即効性と浸透力をあわせ持っているのが、新型ビタミンC誘導体です。肌の乾燥や刺激の心配もなく、美白効果はもちろん、長期間使用することで肌のハリやシワの改善といったアンチエイジング効果も期待大。

水分にも脂質にも良くなじんで角質層への浸透力にも優れていて、その浸透力は水溶性ビタミンC誘導体の100倍とも言われています。

細胞の奥まで浸透して活性酸素を除去して、皮膚を活性化してコラーゲンの合成を促進し、肌本来の働きを取り戻す効果が期待できます。

ビタミンAの一種で、肌の生まれ変わりをサポートするレチノール

レチノールというのは何かというと、ビタミンAのことです。ビタミンAといえば、緑黄色野菜に多く含まれている油溶性の成分ですよね?

緑黄色野菜にはカロテンという成分が含まれていて、身体の中でビタミンAに変化します。

実はこのレチノールはもともと、私たちの体内に存在する成分。私たちの血液中に存在しているビタミンAのほとんどがレチノールです。レチノールの種類は、主なもので2つほど。

パルミチン酸レチノール

レチノールは熱に弱い特性を持っています。また酸素や光による影響も受けやすく、非常に不安定なビタミン。

だから化粧品に配合しようとすると、その成分を壊さないまま配合することが難しいのです。そこで、レチノールを安定させて化粧品などに使いやすく改良したのがパルチミン酸レチノール。

レチノールを直接肌につけると刺激が強すぎるのですが、パルチミン酸レチノールにすることで肌への刺激を減らすことができます。

トレチノイン

ビタミンA誘導体のことで、トレチノインはビタミンAの100倍の作用があるといわれていて、ターンオーバー(肌が一定のサイクルで生まれかわる仕組み)を促す力が強いのが特徴。

その効果を利用して、シミやしわを改善する医薬品として使われています。ただ残念ながら日本では化粧品への使用は認められていません。医師の処方の下での使用が必要です。

レチノールがエイジングケア成分として注目されたのは、シワの改善効果が期待できるから。

若い時は肌にハリや弾力があって、シワとは無縁ですよね?

年齢を重ねるとともにシワができやすくなるのは、肌が生成するコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンといった美肌成分の生産量が減少してしまうから。

肌はもともと、これらの成分を線維芽(せんいが)細胞で自ら作り出しているそう。レチノールは美肌成分を作り出す線維芽細胞に働きかけて、その生成を促す働きがあります。

その結果、肌にハリや弾力がよみがえることで、シワやたるみが目立ちにくくなるのです。

レチノールは化粧品に配合されている分量の範囲内であれば、肌の刺激になってしまうという問題はなし。

ただ、おだやかに角質層をピーリングする(古い角質を取り除いて、ターンオーバーを正常化させるために行なう角質ケアのこと)作用がある成分なので、敏感肌の人は試してから使用するようにしましょう。

肌のハリを保つ保湿成分として、なじみの深いセラミド

保湿成分としての認識が一般的なセラミドですが、肌のハリを保つことにも深い関わりがあります。

セラミドは肌の角質層で、細胞と細胞の中でクッションのように水分や油分を抱え込むように存在(細胞間脂質)していて、肌の内側を外界の刺激から守るバリア機能があるのです。

セラミドは保湿機能の改善や、肌から水分が蒸発するのを防いだり、外部からの刺激や細菌の侵入を防いでくれているというわけ。

肌や髪の潤いに欠かすことができない働きをしていて、乾燥などによってセラミドが失われてしまうと、肌が肌自身を守る機能がてきめんに衰えてしまうことになります。

その結果、内側の潤いがどんどん奪われてしまい、肌のハリが低下してしまうのです。セラミドは乾燥肌などの肌トラブルを防いで、みずみずしく潤いのある健康な肌を保ちます。

また、セラミドの美肌効果としてメラニンの合成を抑えて、シミやシワを防止する働きもあり、肌の健康と美肌のために重要な役割をしてくれている成分と言えるでしょう。

もともと、セラミドの原料として使われてきたのは主に牛の脳を主成分とした動物由来のものや、合成されたものが主流を占めていました。

でも、イギリスなどのヨーロッパを発端に発生した狂牛病が広まって以降は、小麦やこんにゃく芋・米・とうもろこし・大豆などの植物由来の成分に変わってきています。

だから身体に優しく、刺激になりにくいというとのが特徴といえるでしょう。

抗酸化物質で、肌が若返りをサポートしてくれるレスベラトロール

老化を進めてしまう原因といえば、活性酸素が思い浮かびます。活性酸素の働きが活発になると肌にも、シミやシワといった老化現象が現れやすくなるそう。

生きている限り老化を止めることは難しいけれど、老化のスピードを緩やかにすることは可能ですよね?

その強い味方になってくれるのが抗酸化成分。抗酸化作用のある栄養素は、いくつもありますが中でも有名なのがポリフェノールです。

レスベラトロールも、その1種で活性酸素を抑えてくれる働きがあります。アンチエイジング効果で注目されている、レスバラトロール。

肌の弾力を支えているのは、真皮という層にあるコラーゲンとエラスチンという2種類の繊維です。コラーゲンは真皮に網目状に張り巡らされていて、エラスチンはその網目の線維が重なる部分をつなぎとめる役割をしています。

でも紫外線を浴びたりして刺激を受け炎症が起こると、これらの繊維を分解するコラゲナーゼやエラスターゼという酵素が活性化されてしまうことに。

その結果、分解酵素の量は増えるのに、コラーゲンやエラスチンが生成される線維芽細胞の能力が落ちて、コラーゲンやエラスチンの生成量が低下してしまうのです。

すると生産と分解のバランスが崩れてしまい肌の弾力が失われたり、シワの原因に。

真皮のコラーゲンとエラスチンの隙間は、ヒアルロン酸というゼリー状の物質で埋め尽くされています。ヒアルロン酸は高い保水力があるとされていて、皮膚の水分や柔軟性を維持する役割があります。

ところが紫外線によって肌が炎症を起こすと、ヒアルロン酸を分解するヒアルロニターゼという酵素が活性化し、肌の潤いが損なわれてしまいます。

レスベラトロールがヒアルロニターゼの活性を抑えることで、肌の潤いや柔軟性の維持に役立つ効果が期待されています。

ハリと弾力をアップさせ、年齢に負けない肌づくり・ナールスゲン

新しい美容成分は、次々に開発されています。ナールスゲンは京都大学化学研究所と、大阪市立大学院生活科学研究科が共同研究・開発によって生まれた新成分。

大学が研究や開発に関わっていることで、しっかりとした科学的根拠があって効果を早く実感できそうなイメージですね。

ナールスゲンというのは登録商標で本当の成分名は、カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチルと言います。なかなか、覚えにくい名前ですね。

ナールスゲンはコラーゲンを作り出す機能が低下した細胞(線維芽細胞)に働きかけ、活性化させることで肌のハリやツヤ・弾力を支えるコラーゲンやエラスチンをよみがえらせる働きをもったアミノ酸化合物です。

コラーゲンやエラスチンは本来、人間の肌に存在しているたんぱく質のこと。残念ながら年齢を重ねることで、コラーゲンやエラスチンを生成する機能は弱まってしまいます。

そこで不足したコラーゲンやエラスチンを補うために、コラーゲンやエラスチンが入った化粧品が人気があるというわけ。

でも、ナールスゲンは線維芽細胞の働きを活性化させることで「外側からコラーゲンやエラスチンを補う」のではなく、「自分の肌自体がコラーゲンやエラスチンを生成する力を高めてくれる働き」をしてくれます。

スキンケアの成分選びと同じくらい大切なことは、続けること

目の下のシワ・たるみを改善するために有効な化粧品の成分は、ビタミンC誘導体・レチノール・セラミド・レスベラトロール・ナールスゲンの5つ。

ビタミンC誘導体には水溶性・油溶性・水溶性と油溶性の両方の性質をあわせもっているものという、3種類があります。

水溶性ビタミンC誘導体の特徴は、短時間で皮膚に吸収されること。即効性がある反面、皮脂の分泌を抑える作用によって乾燥しやすく、肌の刺激になってしまうことも。

油溶性ビタミンC誘導体の特徴は即効性はないものの、肌が本来もっている脂質となじみが良く、肌の奥深くまで浸透するのが特徴です。

水溶性と油溶性のビタミンC誘導体の両方の性質をあわせもっているものの特徴は、即効性と浸透力の両方があること。

肌の乾燥や刺激になってしまう心配もなく、美白効果やアンチエイジングの効果が期待できます。

レチノールはビタミンAのことで、もともと、私たちの体内に存在する成分。レチノールは化粧品に配合されている成分として一般的に使うことができるパルチミン酸レチノールと、医師が処方する医薬品として使用が認可されているトレチノインの2種類があり。

レチノールは美肌成分を作り出す線維芽細胞に働きかけ、コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンの生成を促す働きがあります。

おだやかに角質層をピーリングする作用がある成分なので、敏感肌の人は自分の肌に合うか試してから使用するようにしましょう。

保湿成分としてなじみ深いセラミドですが、肌の角質層で細胞と細胞の中でクッションのように水分や油分を抱え込むように存在しています。

肌から水分が蒸発するのを防いだり、外部からの刺激や細菌の侵入を防ぐといったバリア機能を有しているのが特徴。

乾燥などによってセラミドがどんどん失われてしまうと、肌のバリア機能も低下してしまいます。肌の潤いが奪われることは、ハリの低下の原因にもつながってしまうので肌の健康維持と美肌づくりには欠かせない成分。

レスベラトロールはポリフェノールの1種で、老化の原因となる活性酸素を抑えてくれる働きがあります。

紫外線を浴びたりして刺激を受け炎症が起こると、真皮層にある肌の弾力を支えているコラーゲンとエラスチンを分解する酵素が活性化してしまいます。

こうなるとコラーゲンやエラスチンを分解する酵素は増加するのに、コラーゲンやエラスチンの生成は追いつかなくなってしまうことに。これが肌の弾力が失われたり、シワの原因につながってしまいます。

真皮層のコラーゲンとエラスチンの隙間は、ヒアルロン酸というセリー状の物質で埋め尽くされています。

ヒアルロン酸は高い保水力がありますが紫外線によって肌が炎症を起こすと、ヒアルロン酸を分解する酵素が活性化して肌の潤いが損なわれてしまうことに。

レスベラトロールがヒアルロン酸を分解するその酵素の活性を抑えることで、肌の潤いや柔軟性の維持に役立つのです。

ナールスゲンは2つの大学の研究・開発によって生み出された新成分。コラーゲンを作り出す機能が低下した線維芽細胞に働きかけ、活性化させることでコラーゲンやエラスチンをよみがえらせる働きをもったアミノ酸化合物です。

ナールスゲンの大きな特徴は、化粧品として外側からコラーゲンやエラスチンを補うのではなく、自分の肌自体がコラーゲンやエラスチンを生成する力を高めてくれる働きをしてくれるところ。

スキンケアでシワやたるみを改善したい場合は、シワやたるみに効果的な成分がたっぷり含まれていたとしても、継続できなければ望んでいる効果は得られません。

継続して使い続けるには、3つのポイントが。1つめは刺激や肌トラブルがなく、自分に合っていること。2つめは香りや使用感が自分の好みに合っていて、使い続けてもストレスがないこと。3つめは価格帯が適正で、リピートできることです。

参考文献

テキストのコピーはできません。